結納と婚約から結婚の準備まで>仏前結婚式と人前結婚式

仏前結婚式とは、仏や先祖の加護に感謝して、本尊の前で夫婦の誓いを
交わすのが仏前結婚式なんです。

最近は、仏前結婚式を行なうカップルは
全体の約１パーセントくらいと言われています。

式は、両家のいずれかにゆかりのある寺院か、自宅で行います。

ホテルや式場によっては、仏前式を行なえるところもありますが
取扱っていないところも多いので、事前に確認をしましょう。

まずは自分たちの宗派の寺院に相談してみましょう。

両家の宗派が異なっている場合は、どちらかの
宗派に合わせるのかも相談します。

一般的には男性側の宗派に合わせますが
信仰心の強い親族のいる場合は
宗派の異なる式へは出席を固辞されたり、結婚そのものに
反対されたり、結婚そのものに反対されたりする
ケースもあります。

ホテルや式場などでは、とくに「○○宗のスタイル」というものはとらず
広く一般的な仏前式のスタイルをとっていますが
心配な場合は事前に式の進行や形態などを
調べておきましょう。

○人前結婚式とは、どんなものか？

２人の結婚の誓いを神様や仏様に立てるのではなく
日ごろお世話になったり、親しく付き合ったりしている
人に立てるのが、人前結婚式です。

特に決まった形式があるわけではなく
２人のやりかたで行うことができるんです。

新しいスタイルながら
近年急増している人気のスタイルでもあるんです。

人前式の、列席者全員が結婚の証人になるという
基本的な考え方が、友人や知人など人とのつながりを
重視する最近のカップルに指示されたのはもちろん
神前式や教会式より挙式料が安い、人気のレストランや
一軒家でのウエディングなどでも挙式が可能で
場所を選ばない、媒酌人を立てなくてもまったく
不自然ではないといった
自由さが、人気の理由となっているようです。

媒酌人を立てないケースがほとんどなのですが
２人の結婚を見届ける証人
（列席者の代表者）を設けて立会人となってもらうことが多いようです。

これは、決まった形式がないからこそ
くだけすぎないように気を付けます。

厳かな儀式にふさわしい雰囲気を、結婚の誓いの部分までは
維持したいものです。

後半、多少カジュアルにするのは
かまわないでしょうが、双方の両親の
意向を聞くことも忘れないようにしましょう！