前の章の続きになりますが、会場や女性宅でもなくて
仲人を頼んだ家で行う場合は
お礼にかかったと思われるような経費も
上乗せして、仲人さんにお渡しします。
両方の家で折半をして
連名の熨斗袋に入れるようにしましょう。
結納後に祝い膳を料亭やレストランで囲んだ時には
仲人の分も含めた全額を両家で折半するのが
一般的です。
○ホテルや式場、料亭などで行う場合は?
かかった費用を両家で折半するのが普通なんですが
女性側の和装の着付けや美粧なっど個人的な費用は
個々の負担となります。
費用をどうするかは、双方で相談しましょう。
筆耕料を含めても、さほど大きな額にはならないので
男性側がまとめて負担することが多いようです。
また、関西方面などで「受書セット」と呼ばれる
受書・長熨斗・末広の3点セットを女性側が用意する場合は
それのみを女性側が購入するケースが多いようです。
しかしそれも、各家の考えから次第なので
支払いは、どのような形にしてもかまいません。
男女双方で結納品を贈り合う場合は
個々に購入するのではなく
一緒に同じものを買うようにしましょう。
この場合、その金額を半分ずつ
負担するのが普通です。
○両家折半って何?
両家で折半と言っても
必ずしも半々に払うというわけではありません。
たとえば男性側の出席者が、本人と父親の計2名。
女性側の出席者が、本人と両親の計3名。
このようなケースでは、半々ではなく
支払う場合もあります。
飲食費用は人数分ずつ負担をして
仲人の分は折半にするなど
臨機応変に対応して
両家納得のいく形で支払うこともあるようです。
地方の習慣も様々ですから
まずは、双方でよく相談をして
不公平感の残らないように配分をしっかりしましょう!
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