結納は、伝統に則ったおめでたい儀式です。
なので、自宅で行なう場合も
相応の準備を慎重に進めることが必要になります。
まずは、家の外回りや部屋を丁寧に掃除をするようにしましょう。
当日、玄関周りには打ち水をしましょう。
玄関には、お祝いにふさわしい
おめでたい素材の花を生けます。
結納の儀が始まる前は、先方を控えの間にお通しします。
控えの間もきれいにととのえておきましょう。
部屋数が少ない場合は、結納を行なう部屋に
直接入っていただいてかまいません。
結納の儀の前に出す桜湯(または、昆布茶)
※一部の地域はを除いて「緑茶」は茶を濁す
という意味で、敬遠しているようです。
これらも忘れずに用意しましょう。
お菓子添える場合は、おめでたい銘の入ったものや
おめでたい形の小さめの干菓子などを用意します。
結納後、そのまま自宅で祝い膳を囲む場合
その準備や手配も怠りなく進めておきます。
当日は、大切な結納の雰囲気を壊さぬよう
人の出入りがないようにあらかじめ用意をして
(たとえば、インターホンに張り紙をするなど…)
電話も留守電にしておくなどの、配慮も必要です。
仲人の車の手配や、仲人あるいは先方が
自家用車で来る場合の駐車スペースも確保しておくなどの
配慮も必要となってきます。
○男性宅で結納を行なう場合は?
最近では、婿養子の場合でなくても
結納を男性宅で行なうケースも見受けられるようになりました。
この場合は
「女性側に結納品を贈る」
というよりは
「一堂に会して結納を行なう」もの。
その場所が男性宅であるということになります。
なので結納のときの席次などは
一堂に会して行なう結納と同じと心得ておけば
間違いはありません。
結納の準備は、女性宅で行なう場合と
同じように準備を進めていきます。
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