結納と婚約から結婚の準備まで>女性宅での場合

女性宅で行なう結納では
仲人を立てる場合と立てない場合
さらには男性側の両親が同行する場合としない場合があります。

親元を離れてひとり暮らしをする男性が多い最近では
男性本人のみが結納品を持参するのも
めずらしくありません。

男性本人が


「このたびは婚約を許していただいて、ありがとうございます。」


と感謝を込めて、女性宅を訪ねる結納は
都会的で合理的な、新しいスタイルといえるかもしれません。

女性宅では、慎重に準備をととのえます。

当日、男性側は、女性宅に到着したら
結納品や受書、家族書などを床の間に置いて
準備を整えます。

控えの間で、身だしなみをととのえ
桜湯などをいただいて
あらかじめ決めておいた時刻に
双方が結納を行なう部屋に入室して
儀式をとり行います。

部屋和の関係で、控えの間が準備できない場合は
結納を行なう部屋に仲人や男性側をお通しして
桜湯などで一息ついて
もらってもかまいません。

各家庭の事情の合わせて
臨機応変に対応しましょう。

ただし、その場合は事前に相手側に
了承を取っておくようにしましょう。

○結納にふさわしい部屋とは?

・独立していて静かな環境
 (結納を行なう部屋から、台所が見えたり
  居間などが見えると、なんとなく落ち着かないもの。)

・儀式にふさわしい趣のある落ち着いた部屋
 (パソコンやテレビの配線がごちゃごちゃしている部屋は
  結納にふさわしい部屋とは、いえませんね…)

・相応の広さがある
 (男性側、女性側の両方を合わせて6人
  仲人さんを立てていれば、合わせて8人にもなります。

  この人たちが余裕を持って座っていられる空間が必要なので
  せめて8畳ぐらいあったほうが、良いと思われます。

  洋室であれば、それだけの椅子などが揃えれるかも考慮しましょう。)

このように条件をあげると、意外に難しいもの…

そう考えると、無理に自宅で行なうよりは
ホテルやレストラン、料亭などで行なったほうが無難かもしれませんね…

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