結納と婚約から結婚の準備まで>結納品の品目数

結納品というのは「決して2つにわかれない」という
奇数にするのが決まりです。

これも地方によって違いますが
関東では、9品目が正規とされていて
全部を一緒に白木の台に乗せる

「一台飾り」

というものが、一般的だそうです。

略式の7品目や5品目で済ましてしまう
カップルも増えているのだそうです。

関西では、熨斗、末広、小袖料、家内喜多留料
松魚料の5品目を基本に、両家の意向で
その他の品目を加えて、15品目くらいまでの間で、調節します。

最近では、何品かをまとめてひとつの
台に乗せたものも人気です。

結納品を男性側と女性側とで取り交わす
関東の場合は、結納品の品目はどちらも
同じようになるように、あらかじめ
双方で相談して、決めておきましょう。

ただし、男性側が9品目で女性側が7品目というように
女性側が品目数を押さえる場合もあります。

東海よりも西の方では、結納品を双方で
取り交わさず、男性側が女性側に
結納品を贈り、女性側は男性側に

「結納品を確かに受け取りました」

という意味の受書と、長熨斗
末広を渡すのが一般的です。

地方によっては、結納時に男性側が
女性の家族に、目録を添えておみやげを持参する
習慣があります。

贈ったり贈られたりした品物を
披露する習慣がある地方もあります。

双方の地方の習慣をあらかじめ調べておいて
どちらのしきたりに合わせるか
どのような形で行なうかを
両家で話し合って、品目数の調整を
するようにしましょう。

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